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コトタさんの教えて!三国志 八王の乱編 第44回

なた「今回は続きで313年の話です」

コトタ「西晋が名実共に滅亡するまであと3年ですが、

    刻みますね……」

なた「今回から早足になるはず!!!!」

コトタ「もう信じない!!!!!」

 

西晋の滅亡・その5

なた「313年6月に劉琨と拓跋猗盧のコンビがまたも漢攻略を計画し、

   7月には実行に移して拠点に駐屯しましたが、

   劉聡が漢軍を動かしたと知ると撤退しています」

コトタ「奇襲目的だったんですかね……?」

なた「兵力について詳細な記述はないですが、

   勝ち目がない兵力差だったのかと」

コトタ「なるほど」

なた「8月になると長安の司馬業が漢攻略を建康の司馬睿に命じていますが、

   "江東が安定してないから無理でーす!"と断っています」

コトタ「ええ……」

なた「ほら、先日荊州や湘州で決起した巴蜀出身流民の杜弢勢力がまだ暴れてるんですよ。

   揚州にいる司馬睿はそっちの対応もしないといけませんからね」

コトタ「さらに西に行けば成漢という脅威もありますしね……」

なた「それと詳しくは書きませんが、この頃梁州(益州の北)でも色々揉めてますね。

   楊虎という流民が梁州を制圧して、後々成漢に帰順しています」

コトタ「揉めてない場所のが少ないですし、

    全部詳しく書いてたら100回でも足りなくなっちゃう……」

なた「ですね……。

   話を少し北に戻しまして、9月から11月にかけて漢の劉曜が長安を攻撃しています」

コトタ「リベンジですね」

なた「何度か登場している漢に帰順した元西晋の将軍の趙染が

   劉曜に5000の兵を与えられて長安に奇襲。

   奇襲は成功して1000を超える人が殺されたか捕虜になったそうです」

コトタ「趙染は肝心な時に裏切った将軍でしたね。

    理由も微妙にくだらなかったような……」

なた「理由は"太守にして!"って頼んだら断られたからですね。

   そんな趙染迎撃の為に西晋の麴鑒が同じく5000で進軍し、

   趙染はすぐに撤退しています」

コトタ「そこで逃げちゃうんですか……」

なた「麴鑒が趙染を追撃すると、劉曜の本軍に遭遇して大敗しているそうなので、

   引き込む為に逃げた可能性もあるのですがね」

コトタ「戦上手?」

なた「いえ、直後劉曜はこの勝利で油断したところを攻められて敗走しています」

コトタ「劉曜はここぞって時によく負ける……」

なた「そして今度は話を北東へ」

コトタ「えっと王浚?」

なた「正解です。

   前回、王浚は自身の勢力が衰えているにも関わらず、

   帝位を画策するという袁術イズムの継承者になった話をしました」

コトタ「袁術イズムって……」

なた「王浚は頼りにしていた鮮卑や烏丸等の異民族にも離反されてボロボロ。

   そこで石勒が動きます」

コトタ「王浚じゃ石勒に勝てる未来が見えないですね」

なた「石勒は王浚に手紙を送っています。

   "私は異民族に過ぎず、ただ冀州で生き延びることだけを願っています。

    そして晋は既に衰えており、天下の主が不在の状態です。

    一方で王浚様は人望もあり、まさに帝王の様なお人でしょう。

    私が兵を率いて各地を平定しているのは、王浚様の為なのです。

    今すぐ天意に応じて即位なさいますように"と」

コトタ「えーーーーー!?」

なた「王浚は事実上華北を支配している石勒の帰順に大喜びです」

コトタ「王浚みたいな小物に石勒が降るなんて……」

なた「さらに王浚の配下が石勒に"帰順したい"と使者を送っているのですが、

   石勒はその使者を殺して首を王浚に送って報告しています。

   王浚はその配下を罰しませんでしたが、石勒の忠誠を信じきったのです」

コトタ「勢力図が変わってしまいますね……」

なた「ここで314年に入ります」

コトタ「あ、本当に早足だ」

なた「正月に太陽が西から登り、東に沈んだと記録されています。

   あと太陽が3つになったりもしてます」

コトタ「いやいやいやいやいや」

なた「だって史書にそう書いてるんですもん!!!!」

コトタ「ええ……」

なた「それと流れ星が落ちてきたのですが、巨大な肉だったそうです」

コトタ「それも記述が……?」

なた「あります。

   2月になると司馬業は前涼の張軌を太尉に、

   王浚を大司馬に、劉琨を大将軍に任じています」

コトタ「西晋の残りはそれぐらいしかいませんものね……」

なた「司馬越の死に前後してどんどんいなくなりましたからね。

   では王浚と石勒の話ですが……」

コトタ「そうそう、そっちはどうなっちゃうんです!?

    太陽が3つだとかガセネタよりそっちですよ!」

なた「続きは次回で!!!」

コトタ「変なとこで切らないでください!!!

    それでは次回をお楽しみに!!」

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