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コトタさんの教えて!三国志 八王の乱編 第25回

なた「李流が李含の提案で降伏を検討し始めたってとこで前回が終わっていますが」

コトタ「続きが気になりますので早く!!!」

なた「はーい」

 

成漢の誕生・その6

なた「まず李流は降伏の証として人質を送ろうとしました」

コトタ「誰をです?」

なた「李流の息子と李含の息子の2人です」

コトタ「李含の提案ですし、その流れにはなりますかね……」

なた「ここで李含の別の息子である李離が動きます。

   変換がめんどくさいのでリリちゃんと呼びます」

コトタ「リリちゃんって……」

なた「リリちゃんは別の地を守っていたのですがね。

   李含が降伏を提案したと聞いて諫言しに来たのでした」

コトタ「リリちゃんは李特の遺志を継いでる感じですね」

なた「こっちはいつものコースで拒否されています。

   なのでリリちゃんは李雄(李特の末子)と共に孫阜軍を攻める計画を立てたのでした」

コトタ「でも李流と李含が反対するのでは……」

なた「リリちゃんと李雄もそう思ったのでしょうね。

   彼らはこんな会話をしています」

 

リリ「孫阜を倒す計画が成功したら、俺がお前を3年で君主にしてやろう!」

李雄「それは嬉しいが、ジジイども(李流と李含)は絶対反対するぞ?どうしよっか」

リリ「ジジイどもが何を言っても知るか!李特様の後継者はお前だ!

   ジジイどもを脅してでもやってやるぞ!!!」

李雄「リリちゃんの言う通りだ!

   同志達(飢民)よ、聞くんだ!

   我々はかつてこの地で略奪をしたので恨まれているはずだ!

   今ジジイどもに従って降伏しても殺されるだけだ!

   共に立ち上がり孫阜を倒そう!!!

 

なた「というわけで飢民は皆、李雄を支持したのです」

コトタ「リリちゃん表記のせいで締まりませんね……」

なた「で、李雄らは孫阜を攻めて大勝利。

    さらに宋岱がこのタイミングで死んでしまったので荊州軍は撤退したのでした」

コトタ「これまたあっさり!」

なた「ここで余談なんですけど、この企画の前半に出ていた司馬歆(司馬懿の孫)ですが、

   司馬冏が司馬乂に殺されたところで荊州に帰ってるんですね。

   司馬冏の側近だったのもあって、中央に残れば殺されると思ったのでしょうけど」

コトタ「司馬乂なら許してそうですけどね」

なた「で、司馬歆は荊州にいる異民族の蜂起で戦死してましてね。

   さらに宋岱が死んだもので荊州の統治がぐっちゃぐちゃになり、

   そこで異民族を鎮圧したのが劉弘なのです。

   それがあって荊州刺史に任じられてるんですね。

   その後、逃げてきた辛冉が転がり込んでるわけです」

コトタ「本当に八王の乱の裏で色々起きてたんですねぇ……」

なた「では余談は終わりにして、

   李流はこの件をきっかけに李雄を認め、軍を彼に任せています。

   この後は事あるごとに"李雄が家を発展させる!"と言ってたそうです」

コトタ「李特が死んでどうなるかと思いましたが、まとまりを取り戻せたのですね。

    残りは……羅尚!!!」

なた「そうなります。

   李流軍は羅尚を攻めるも、羅尚は籠城をします。

   というわけで近くの別の城を攻め落としてそこに拠点を移したのでした」

コトタ「決着の前段階ですね」

なた「しかーーーーーーし!

   その城は空っぽで何もなく、さらに益州の民はほとんどが隣州に逃げていた為、

   略奪することもできず、李流軍は食糧がほとんどなく飢えてしまったのです」

コトタ「飢民に逆戻り……」

なた「そこで登場するのが范長生という仙人です」

コトタ「仙人!?」

なた「范長生は天師道の教祖でしてね。

   山で修行を積んで悟りを開いてまして、何でもできる物知りさんでした。

   この頃、道教の発祥地の1つと言われる青城山に1000を超える民衆を避難させて、

   そこの指導者をやっていたのです」

コトタ「天師道……?」

なた「五斗米道の別名ですね。

   ほら三国時代だと張魯が教祖でしたよね」

コトタ「あーー!!!」

なた「では本題に戻りますが、羅尚の部下に徐轝ってのがいたんですがね」

コトタ「それ本題に戻ってます?」

なた「戻ってますよ!

   徐轝は羅尚に"李流を倒す為に名高い范長生を味方につけましょう!"と進言してるのです」

コトタ「あ、これは……」

なた「拒否されるパターンです。

   それに怒った徐轝は李流に寝返ったのです」

コトタ「その流れは新しい……」

なた「で、徐轝は范長生に会いに行き、李流を助けるようにお願いしたのでした」

コトタ「李流軍が助かる?」

なた「ええ。

   范長生は大量の食糧を李流軍に送ったのです」

コトタ「李流軍が盛り返した、と」

なた「ですね。

   でも李流がここで病に倒れています」

コトタ「あら……」

なた「李流は"李雄こそ天才である!成都王として奉戴せよ!"

   と(以前人質になりかけた)息子ではなく李雄を後継者に指名して亡くなったのでした」

コトタ「リリちゃんの言う通り李雄が本当に君主になったのですね」

なた「ええ。

   次回、遂に成漢が誕生します!!!」

コトタ「ずっとサブタイトル気になってましたがやっとなのですね!

    次回の教えて!三国志で会いましょう!!」

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