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コトタさんの教えて!三国志 八王の乱編 第17回

なた「毎度のことながら前回の続きです」

コトタ「主要人物の状況としては、

    司馬顒側が長安に司馬顒、洛陽に司馬穎、許昌に劉喬がいて、

    司馬越側が徐州に司馬越、鄴に司馬虓と王浚でしたね」

なた「ですね。

   詳しく言えば、劉喬の息子の劉祐が豫州の沛を守ってまして、

   司馬越はそこを攻めている途中ですね」

コトタ「そこで戦ってたんですね」

なた「前回言いそびれてましたが、そんな感じです」

コトタ「では本編をお願いします」

 

ドキッ!司馬氏だらけの皇帝奪還作戦・その2

なた「さて司馬顒側の動きからですが」

コトタ「主に許昌にいる劉喬ですかね」

なた「ですね。

   司馬顒は劉喬を鎮東将軍に任じ、また3人の将軍を劉喬の援軍に出しています」

コトタ「司馬顒も粘る感じですね」

なた「まあ司馬越のが勢いはありますが、司馬顒にも味方はいますからね」

コトタ「ふむ」

なた「ここで荊州刺史の劉弘という人物が、司馬越と劉喬の双方に提案をしています」

コトタ「どっち側の人物です?」

なた「少し前に司馬顒の味方をしていた彭城王の司馬釈(司馬馗の曽孫)が荊州に入った際に、

   それを攻めて追放しているので、司馬越側ですね」

コトタ「劉弘は2人に何を提案したのですか?」

なた「"戦争はやめて陛下を補佐しよう!?"ってことです」

コトタ「この人も国を想うタイプですね」

なた「ええ。

   徳を基本として政治を行っていたそうですしね」

コトタ「きっと良い人だ!」

なた「しかし司馬越も劉喬も提案を拒否しました」

コトタ「まあ……その結果になるのはわかってました……」

なた「実はこの提案の直前に司馬顒は劉弘を味方に引き入れようとしましてね。

   "劉喬を助けよ!司馬越に味方している劉輿・劉琨兄弟を殺せ!"という詔を司馬衷が出しています。

   その詔を見て2人に提案したみたいですね」

コトタ「劉弘と司馬乂が国政をまとめていたら……」

なた「うまくいってたでしょうねぇ。

   劉弘は司馬衷にも上書してましてね。

   "最近の戦争は歴史上でも類を見ないです!昨日の味方が明日の敵になってたり、

    目の前の小さな利益の為に皇族や諸侯が争ってるのは、四方の異民族に隙を見せてるだけですよ!

    司馬越と劉喬に詔を出して本来の仕事をさせましょう。

    今後陛下の意思を無視して軍を動かす者がいればその者を討つべきです!"と」

コトタ「西晋に必要な忠臣じゃないですかぁ」

なた「司馬衷はどう反応したかわかりませんが、司馬顒はこれを無視し、

   司馬越に対して徹底抗戦の構えを続けています」

コトタ「司馬顒には期待してませんよ!」

なた「次に司馬越側の動きですね。

   えっと前回司馬虓が許昌で劉喬に破れて鄴に逃げましたが、

   さりげなく一緒にいたのが、さっき名前が出てた劉輿・劉琨兄弟です」

コトタ「名前が出てるってことは後から登場するフラグですね?」

なた「それは今後のお楽しみですが……。

   さて司馬虓ですが、同じく鄴にいた王浚と共に許昌に向けて進軍を開始しました」

コトタ「劉喬へのリベンジですね」

なた「その流れで先程司馬顒が派遣した3人の将軍の内2人を打ち破っています」

コトタ「おお、強い」

なた「援軍が潰されたことを知った劉喬も攻められて大敗。

   少ない敗残兵と共に陣地から撤退しています。

   さらに司馬虓は裏切り者の司馬楙を倒して、劉祐に苦戦していた司馬越と合流したのです」

コトタ「司馬虓の快進撃凄いですね!?」

なた「司馬越は司馬虓と共に劉祐を倒し、劉喬は完全にボロボロとなり荊州へ逃げ込んだのでした」

コトタ「つまり司馬越の勝利?」

なた「まあ事実上勝利みたいなものですね。

   劉喬が敗走したと報告を受けた司馬顒は司馬越との和解を考えます」

コトタ「何を今更……。

    どっちもどっちだとは思いますけど……」

なた「なので腹心だった張方を殺して、司馬越にその首を送っています」

コトタ「えっ!?」

なた「一度司馬顒は司馬衷を洛陽に帰して、司馬越と東西で国を分けるという策を

   臣下に提案されてそれを実行しようとしてるんですがね。

   その時反対したのが張方なのです。

   なので"こいつが司馬越への抗戦を決めたんです!"という意味で張方の首が送られたのでした」

コトタ「蜥蜴のしっぽ切りじゃないですかーーーー!!!」

なた「司馬越はこれも拒否しています」

コトタ「完全に司馬顒を潰そうとしてますね……」

なた「で、洛陽にいた司馬穎なのですが」

コトタ「そう言えば何もしてないですよね」

なた「ですね。

   司馬越が攻めてきているので長安へ逃げようとしましたが、

   丁度張方の首が司馬越に送られて和解しようとしてるのがわかり、逃げています」

コトタ「かっこ悪い……」

なた「そして話は戦争へ戻りますが、司馬模(司馬越の弟)と劉琨が洛陽を攻めています」

コトタ「洛陽は誰が守ってたのです?

    司馬穎はいませんものね」

なた「呂朗というここにしか名前が出てこないような人物ですね。

   あとは司馬顒が派遣した3人の将軍の最後の1人です」

コトタ「司馬越軍の勢いを考えると負ける気がしないですね」

なた「ええ。

   劉琨が張方の首を掲げると戦意喪失して開城しています」

コトタ「そういう勝ち方でしたか」

なた「というわけで司馬越軍は当初の目標の1つであった洛陽を手に入れたのでした」

コトタ「あとは司馬衷を取り戻すってことですね」

なた「そうなります。

   では今回はここまでで、次回は皇帝奪還作戦・その3をお送りします!」

コトタ「はーい!

    次回また会いましょう!!」

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