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コトタさんの教えて!三国志 八王の乱編 第16回

なた「動くと良いことが起こらないとまで言われた司馬越ですが、

   果たして今回どうなっていくのか!」

コトタ「もし良いことが起きても、司馬乂の恨みは忘れませんからね!!!」

なた「怒ってるなぁ……。

   じゃあ本題いきましょうか」

コトタ「お願いします」

 

ドキッ!司馬氏だらけの皇帝奪還作戦・その1

コトタ「……」

なた「サブタイトルは気になさらず」

コトタ「はい……」

なた「まず色々権利を奪われ、謹慎させられていた司馬穎ですが、

   元部下が司馬穎復権の為に挙兵し、多くの河北の民が呼応しています」

コトタ「司馬穎みたいな人物でも慕われてはいたんですかね……」

なた「そうみたいですね。

   司馬顒は河北の挙兵を知り、司馬穎をあっさりと復権させて鄴へ向かわせています」

コトタ「脱落したと思ってた司馬穎が復活した!?」

なた「今回の主役?である司馬越ですが"陛下(司馬衷)を取り戻して洛陽を復興させよう!"

   と各地に檄文を送っています」

コトタ「八王残りの3人の対決が始まったのですね」

なた「東平王の司馬楙(司馬望の息子)って覚えてます?」

コトタ「司馬越が徐州に逃げ込んだ際に拒絶した人ですね」

なた「その通り。

   司馬越の檄文に恐れをなして、徐州を司馬越に譲渡しています」

コトタ「なんかかっこ悪い……」

なた「その代わり司馬楙は兗州刺史となってますがね。

   司馬越はこの人事を長安に上書して、司馬衷はこれを認めています」

コトタ「あ、認めちゃうんですね。

    司馬顒が邪魔しそうですが……」

なた「司馬越の勢力がかなり強かったのも影響しているのでしょう。

   司馬越には3人の弟がいたのですが」

コトタ「名声があったので司馬穎が許して鄴に迎え入れようとしてたって言ってましたね」

なた「ええ。

   王浚と共に司馬穎を攻めた東嬴公の司馬騰は幽州を支配してますし、

   高密王の司馬略は青州、平昌公の司馬模は冀州を抑えています」

コトタ「徐州、兗州、幽州、青州、冀州……。

    東側がほとんど司馬越の勢力ってことですか」

なた「そういうことです。

   さらに范陽王の司馬虓(司馬馗の孫)と幽州都督の王浚も司馬越を盟主として認めます」

コトタ「司馬顒もさすがに降伏するレベルなのでは……」

なた「でしょうね。

   洛陽に戻っていた張方も長安に逃げていますし。

   また司馬越は刺史以下の官職人事を代行し始めたので、

   朝廷の臣も皆長安を離れて司馬越の元に集まってくる始末です」

コトタ「司馬越が頼り甲斐あるように見えて来ました……」

なた「司馬顒は司馬越の勢いを知り、司馬衷に詔を出してもらい

   "軍を解散して自分の国に帰りなさーい!"と言いますが、

   司馬越は当然無視します」

コトタ「ふむ……」

なた「司馬越は人事を代行していたと言いましたが、

   司馬虓を豫州刺史に、そもそもの豫州刺史の劉喬を冀州刺史に任命したのですが、

   劉喬はそれを拒否しています」

コトタ「劉喬は司馬顒派ってことでしょうか」

なた「いえ、皇帝の命令じゃないから従わないってことだったので、

   あくまで司馬衷派だったのでしょう」

コトタ「ほええ」

なた「で、司馬虓は許昌にいたのですが、劉喬が攻めてきて敗北。

   その為、司馬虓は北上して鄴へ向かっています。

   劉喬は許昌を抑えたことで司馬越側の進軍を抑えたんですね」

コトタ「あくまで司馬越に反発する姿勢だった、と」

なた「ですね。

   このタイミングで兗州刺史になっていた司馬楙が司馬越側から司馬顒側に寝返っています」

コトタ「何で!?」

なた「実は司馬楙は兗州で重税を課して民衆を困らせていたので、

   司馬虓が部下に兗州刺史を任せて、司馬楙には青州を担当させたのです」

コトタ「それだけで……?」

なた「それを理由に劉喬と結託して司馬顒側についたって感じですね」

コトタ「司馬氏は一回は誰かを裏切らないと気が済まないんでしょうか……」

なた「さて、復権した司馬穎ですが、自分の本拠地であった鄴を奪還しようと

   司馬虓を攻めていますが、こっちは失敗しています。

   なので豫州側を攻めて領土を広げ、洛陽入りを果たしています」

コトタ「洛陽に司馬越がいたってわけじゃないんですね」

なた「まあ司馬越は徐州にいましたからね。

   瑯琊王の司馬睿(司馬伷の孫)に拠点の防衛は任せていましたが」

コトタ「司馬睿って聞いたことある……」

なた「いずれ思い出します。

   司馬顒は洛陽にいる司馬穎に対して、劉喬を支援するように命令しますが、

   司馬越の勢いが怖くて東へ進むことができません」

コトタ「司馬穎の株はどんどん落ちていきますね」

なた「ですねー。

   既に底値だから下がるのも難しいかもですがね。

   というわけで今回はここらで」

コトタ「次回はその2ですね!

    では次回の教えて!三国志をお楽しみにー!」

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