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コトタさんの教えて!三国志 八王の乱編 第15回

なた「司馬穎が司馬越に勝利して、皇帝を手中に収めたところで終わりましたが、

   今回はどんな風に歴史が動くのか」

コトタ「気になります!!!」

なた「では見ていきましょう」

 

長安遷都

コトタ「董卓……?」

なた「今がえーと304年なので110年以上前ですね」

コトタ「かなり昔ですねぇ」

なた「もう三国志の人物が完全に過去の人の時代の話ですしね。

   さて司馬穎のお話ですが」

コトタ「鄴で好き放題してるとこですよね」

なた「ですね。

   鄴は冀州ですが、お隣には幽州があります」

コトタ「劉備の出身地ですね」

なた「ですね。

   そんな幽州の都督は安北将軍の王浚というのですがね。

   彼は司馬倫討伐の際に声をかけられたにも関わらず協力しなかった為に司馬穎に恨まれていました。

   そして王浚もまた司馬穎の専横を憎々しく思っていたのです」

コトタ「ある意味両想い……」

なた「嫌な両想いだなぁ……。

   司馬穎は王浚が動くのを察知した為、部下を幽州刺史に任じて暗殺を計画したのです。

   その部下は烏丸(北方異民族)の単于(北方異民族の君主号)に協力を持ちかけたのですが、

   単于は王浚に計画を全てばらしてしまいます」

コトタ「あらら」  

なた「というわけで王浚は東嬴公の司馬騰(司馬越の弟)と共に司馬穎の部下を殺し、

   そのまま司馬穎討伐の兵を挙げます」

コトタ「勢いのまま司馬穎を倒しましょう!!」

なた「王浚はこの戦いで鮮卑や烏丸、つまり北方異民族を動員してるのですが、

   これがまた強いのなんので、どんどん攻めていきます」

コトタ「北方異民族はなんとなく好きです」

なた「コトタさん、アジムステップ出身ですものね……。

   司馬穎は迎撃しますが敵わず、司馬衷を連れて洛陽へ逃げたのでした」

コトタ「いいぞ!」

なた「この頃、重大な事件が裏で起こってたのですが、八王の乱には関係ないので後々お話します。

   で、司馬穎が逃げた先の洛陽にいたのは司馬顒の部下の張方です」

コトタ「そう言えば洛陽に残ってるんですね」

なた「いえ。再び洛陽入りしていたみたいですね。

   兵権を握っていた張方が主導となったことで、司馬穎は失脚して政治から引き離されています。

   また范陽王の司馬虓(司馬馗の孫)と東平王の司馬楙(司馬望の息子)が

   "司馬穎には任せられないので皇太弟から廃位しましょう"と上書してます」

コトタ「一気に転落していってますね」

なた「司馬穎がこんな状態で、張方が洛陽の権力者になっている。

   つまりどういうことかわかりますか?」

コトタ「張方の上司である司馬顒が出て来ますね?」

なた「ええ。

   司馬顒は"皇帝を連れて長安に来なさい!"と命令し、

   張方は無理やりに司馬衷を引き連れて長安へ行っています」

コトタ「それで長安遷都ですか……」

なた「この時洛陽は張方の軍によって略奪が行われ、董卓の時と変わらない惨状になっています」

コトタ「うわぁ……」

なた「司馬衷らが長安入りすると、

   司馬顒によって司馬穎は皇太弟を廃位、丞相の職からも外されました」

コトタ「でも結局権力は司馬顒に移るだけですよね……」

なた「と思ったのですが、司馬顒は"司馬越と司馬熾を朝廷へ迎えましょう!"と言っています」

コトタ「おおお?」

なた「司馬越は拒否してますが、司馬熾は皇太弟に指名されています」

コトタ「今度は司馬熾が!?」

なた「司馬熾本人も"え!?俺でいいの!?"となってですね。

   本来の皇太子だった司馬覃(司馬衷の息子)に位を戻すべきだと考えていたようです」

コトタ「謙虚なタイプなんですね」

なた「後世の評価も悪くはないですからね。

   そして時は流れて305年になりますが、司馬越が再び動き出します」

コトタ「まだ305年なんですね……。

    あと司馬越が動くと今のところ良いことが起きてないので不安ですね……」

なた「というわけで司馬越の動きは次回で!」

コトタ「はーい!

    次回の教えて!三国志をお楽しみに!」

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