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コトタさんの教えて!三国志 八王の乱編 第14回

なた「ちなみに前回時点で304年になっています」

コトタ「さりげなーく時代は進んでるのですね。

    でも賈南風が死んだのが300年ですから、そこからたった4年ですか……」

なた「中身だけ見ると20年ぐらい経過してるぐらい政変起きまくってるんですよね」

コトタ「それだけカオスな時代だったってことですね……」

なた「では司馬乂を失った西晋はどうなったか、見ていきましょう」

コトタ「司馬乂帰ってきて……」

 

司馬穎、後継者となる

コトタ「やっぱりそうなりますか……」

なた「順を追っていきましょうか。

   司馬越がトリッキーなことをして、張方によって司馬乂が処刑されると、

   続いて司馬穎が洛陽に入城しました。

   百官は司馬穎を迎え入れ、司馬穎は丞相に任じられています」

コトタ「司馬穎の目的が果たされたんですねぇ……」

なた「この流れで司馬穎は皇后の羊献容(羊祜の従兄弟の孫)と、

   皇太子になっていた司馬覃(司馬衷の甥)を廃位にしています」

コトタ「えっ!?」

なた「その翌月、大都督になっていた司馬顒(司馬孚の孫)が司馬穎を後継にするように上書しました」

コトタ「それが通って?」

なた「ええ。

   司馬穎は皇太弟となっています」

コトタ「それの準備の為に邪魔だった皇后や皇太子を廃位にしたのですね……」

なた「恐らくそうでしょう。

   ただ司馬穎は洛陽には残らず、鄴に戻って間接的に朝廷を統治します」

コトタ「鄴は住みやすかったんですかね……」

なた「信用できる場所だったのでしょうかね?

   司馬穎は日を追うごとに好き放題な生活をして、

   自分が皇帝になったかのような振る舞いを続けました。

   丞相なのに政治は腹心に任せっきりだったのもあり、皆失望したと言います」

コトタ「そりゃそうですよ!!!」

なた「というわけで、いつものパターンが発動します」

コトタ「もう八王は全員出てますが、新しい司馬氏が?」

なた「いいえ、司馬越です」

コトタ「余計なことしたトリックスター!!!!!!」

なた「あと司馬熾です」

コトタ「誰!?!?!?」

なた「あ、こっちは新しい司馬氏ですね。

   司馬熾は司馬衷の弟ですね。

   司馬炎の25男なのですが、26男がいるので、末っ子ではないです」

コトタ「司馬越は何をしたのです?」

なた「まず羊献容と司馬覃を復位させました。

   そして皇帝である司馬衷と共に鄴に攻め上がっています」

コトタ「わーお!」

なた「司馬穎も"わーお!"となったのでしょうね。

   逃げようとしたのですが、道士が"大丈夫です。司馬越の軍が負けます"と言ったので

   踏みとどまりました」

コトタ「預言者みたいな人がいる!?」

なた「偶然にも母の喪中で鄴に来ていた司馬繇(司馬伷の息子)は

   "皇帝自らが来てるのですから武装解除して謝りましょう"

   と言っていますが、当然無視されてます」

コトタ「思えば司馬穎も司馬繇も仲悪い兄弟の弟ですね……」

なた「あ、確かに。

   そして"鄴は混乱している"という情報を得た為に司馬越らが油断していた所に、

   司馬穎の軍が奇襲を成功させたのです」

コトタ「まさか負けた!?」

なた「司馬衷すら顔に怪我が負う程の戦いが繰り広げられ、

   司馬越軍は散り散りになりました」

コトタ「皇帝が怪我ってまずいのでは……」

なた「司馬穎は司馬衷を鄴に迎え入れ、鄴内に役所を設置して、

   今まで以上に独断で処罰や恩賞を決めていきます」

コトタ「司馬越はどこへ?」

なた「徐州にいる東平王の司馬楙(司馬望の息子、つまり司馬孚の孫)の元へ逃げ込みましたが、

   拒否されて結局東海へ帰ってます」

コトタ「自分の国に戻れたんですね……」

なた「司馬穎は司馬越やその兄弟である司馬騰と司馬略と司馬模に名声があったので、

   罪を許して鄴へ招こうとしましたが、誰も応じませんでした」

コトタ「そりゃそうですよ……」

なた「さっきちょっと出てた司馬繇はここで処刑されています」

コトタ「何で!?」

なた「言われたことに腹が立ったからですね。

   "お前は武装解除して謝れって言ってたけど、俺たち勝ったし!!"ってことです」

コトタ「子供ですか……」

なた「この頃25歳ぐらいなので、子供っぽい人もいなくもないでしょうかね……?

   さて子供な司馬穎はどうなっていくのか!」

コトタ「続きは次回ですね!!!」

なた「です!!!」

コトタ「お楽しみに!!!」

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