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コトタさんの教えて!三国志 八王の乱編 第12回

なた「では前回の続きといきましょうか」

コトタ「独裁していた司馬冏(司馬攸の息子)が消えて、

    司馬乂(司馬衷の弟)が権力を手に入れるもまともな政治を実施。

    それを邪魔に思った司馬顒(司馬孚の孫)と司馬穎(司馬衷の弟)が挙兵したんでしたね」

なた「綺麗にまとめてくれてありがとうございます。

   司馬乂と司馬穎は兄弟なので、八王に数えられる中では唯一の兄弟による対決が実現したってとこですね」

コトタ「悲しいですけどね……」

なた「親戚同士ですら悲しいのに、兄弟ともなればさらにですよね……。

   では早速見ていきましょう」

 

兄弟対決

なた「まず身勝手軍について」

コトタ「その呼び方はどうかと思いますが、間違ってないんですよね……」

なた「司馬顒は張方を都督に任じ7万の兵で、

   司馬穎は陸機(陸遜の孫)を前将軍に任じ20万の兵で洛陽へ向かっています」

コトタ「司馬顒は西から、司馬穎は北から、ですね。

    きつそうな戦況ですが司馬乂って強いのです……?」

なた「弱いと思われていたので、司馬冏に負けるのを期待されていたのですよ。

   しかし意外と司馬乂が粘るのです」

コトタ「頑張れ!司馬乂!!」

なた「張方も陸機も司馬乂に大敗を喫しているのです」

コトタ「このパターンは今までなかったですよね。

    だいたい皇帝に近い側の権力者がぼろ負けしてましたし」

なた「ですねぇ。

   何度も洛陽は攻められるのですが、全て司馬乂は追い返しています」

コトタ「ほええ……」

なた「司馬乂が奮闘したことで長く戦争が続いていたのもあって、

   "司馬乂様と司馬穎様は兄弟なのだからと和解しましょう?"という声が上がりました。」

コトタ「元々は一緒に墓参りとかしてますしね……」

なた「なので臣下が司馬穎を説得しに行きますが、司馬穎は拒否しています。

   司馬乂からも手紙を書きますが"皇甫商(司馬乂の腹心)らを斬れば和解してやろう"との返事。

   当然司馬乂は"そんな条件飲めるか!"と拒否です」

コトタ「和解は絶望的、と……」

なた「ここで張方が洛陽に対して逆水攻めを行います」

コトタ「逆!?」

なた「城を水浸しにするのではなく、水を枯渇させたのです」

コトタ「あー……」

なた「洛陽は水不足で大混乱に陥りましたが、

   司馬乂の人間性を皆知っていましたし、

   一度も司馬衷、つまり皇帝を蔑ろにもしたことがなかったので、

   皆司馬乂を裏切ることなく踏ん張って戦ったのです」

コトタ「踏ん張って欲しい……」

なた「司馬乂は何度も勝利していますが、どんどん食糧はなくなっていきます。

   洛陽では米1石(約31kg)1万銭まで高騰する程、大変な状況でした。

   しかし張方も踏ん張る洛陽を見て"これは攻め抜けないな"と長安に撤退することを考えた程です」

コトタ「早く撤退してください!

    司馬乂は何も悪いことをしてません!!!」

なた「私もそう思います。

   果たして司馬乂はどうなるのか!?というとこで今回は以上です」

コトタ「えーーー!?

    次回をお楽しみに!!!」

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