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コトタさんの教えて!三国志 八王の乱編 第9回

なた「司馬まみれのこの企画ですが、困ったことがあります」

コトタ「なたさん自身が覚えられないとか?」

なた「それも一部ありますねwww

   主要なのは覚えてますが……。

   それよりも面倒なことがひとつありましてね」

コトタ「なんです?」

なた「漢字が一発変換されないのです!!!!」

コトタ「あー……」

なた「司馬懿、司馬孚、司馬昭、司馬師、司馬伷、司馬望だとかは出てくるんですがね!」

コトタ「読みがわかってても探すの大変ですものね……」

なた「色んな所からコピペして何とかしてますけどね!

   というわけで今日の話をしていきましょう」

 

司馬冏は結局司馬一族だった

コトタ「ええ……」

なた「前回までで帝位を簒奪した司馬倫を倒して、司馬衷が皇帝に復位しました。

   次に権力を手に入れたのが司馬冏ってところでしたよね」

コトタ「ですね」

なた「残念ながら司馬冏は酒色に溺れてしまっています」

コトタ「権力は人をダメにしちゃうんでしょうか……」

なた「本来皇帝がいる朝廷に出仕して国政を行うのですが、

   司馬冏は自分の大司馬府に廷臣を集めて、そこで政治を取り仕切り、

   皇帝が承認してから決定すべきことすら独断していたのです」

コトタ「本当に残念です……」

なた「民衆もそう思ったようですね。失望したとあります。

   そこで登場するのが東莱王の司馬蕤です」

コトタ「お?最後の八王ですか?」

なた「いえ、八王には数えられていないですね。

   司馬蕤は司馬冏の実兄です」

コトタ「また兄弟争い!?」

なた「毎度ですが、ほとんどが兄弟争いみたいなものですし……。

   えっと司馬蕤は凶暴な性格で、普段から弟を侮辱したりしていました。

   "自分も開府させろ!"と頼みますがそれを拒否された恨みがあってですね」

コトタ「お兄ちゃんしっかりして……」

なた「司馬蕤は王輿という将軍と共謀して司馬冏を倒す計画を立てます」

コトタ「極端過ぎません!?」

なた「ちなみに王輿は司馬漼と共に司馬倫を捕らえた人物です。

   でもこの計画は事前に露見してしまっています」

コトタ「司馬冏はどんな裁定を下すのか……」 

なた「王輿は三族皆殺しにされておりますが、

   さすがに実の兄は殺せず司馬蕤は庶民に落とされております」

コトタ「まだ人の心はあったんですね……」

なた「いえ、司馬蕤は流された先で司馬冏の命によって暗殺されています」

コトタ「結局……」

なた「ここで他の司馬氏の動向も見ておきましょう」

コトタ「司馬繇らの話は前回見ましたが、司馬冏に協力してたのがいますものね」

なた「まず司馬乂(司馬衷の弟)ですが、功績から驃騎将軍に任じられています。

   司馬冏が自身に権力を集めようとしているのがわかり、一緒に墓参りに来ていた司馬穎に

   "先帝(司馬炎)が築いたこの天下をお主がしっかり守るのだぞ"と伝えています」

コトタ「既に不穏な香りが漂ってますね……?」

なた「そう言われた司馬穎(司馬衷の弟)ですが、

   自分が都に残れば司馬冏との軋轢が生じると理解しており、

   母の病気を理由に鄴へ帰還しています。

   何故なら司馬穎も大将軍や録尚書事という高位を与えられていたのです」

コトタ「司馬冏は大司馬でしたし、権力が二分されてしまいますしね……」

なた「司馬穎が立ち去ろうとした時に、驚いた司馬冏は後を追ってます。

   そこで涙を流し別れたとあります」

コトタ「ここだけ見るとまともそうですよね、司馬冏」

なた「まあ悪人でも涙は流せますからね?

   司馬穎は鄴に戻ると大将軍位以外の特権を全て放棄した為、

   天下を牛耳れる立場にもあったのにも関わらず、

   身を引いたことから称賛されています」

コトタ「司馬穎は頭が良さそうですね」

なた「教養はなかったみたいですけどね。

   でも人情に厚い人だったそうです」

コトタ「ふむふむ」

なた「次に司馬顒(司馬孚の孫)です」

コトタ「最初は司馬倫側でしたよね」

なた「その通り。

   ですが最終的に皇族連合側の味方になったので許されており、

   太尉の職を与えられています」

コトタ「大司馬と大将軍と太尉って……」

なた「どれも軍事軍政に関わるトップの役職ですね。

   太尉だけ1段下な感じですが、時代によって大将軍と大司馬の上下も変わりますし」

コトタ「そもそもは敵だったのもあって、少し下げられてるんですね」

なた「十分過ぎるぐらい上なんですけどね。

   そんな司馬顒は都が落ち着いてから任地の長安に戻っています」

コトタ「やけにあっさりですね」

なた「最後は司馬歆(司馬懿の孫)ですかね。

   彼は鎮南大将軍となり、荊州の都督にもなっています」

コトタ「やっぱり高位についてるんですね」

なた「時系列がごっちゃになりますが、司馬穎が鄴に戻る前の話ですがね。

   司馬歆は司馬冏に対してこう言っています。

   "司馬穎様は陛下の弟ですし、大功もあります。

    2人で政権を握るか、それができないなら兵権を奪うべきです"と」

コトタ「司馬歆はどちらかと言えば司馬冏派って感じなのですね」

なた「ですね。

   この進言を司馬冏は聞き入れなかったのですが、

   さっき見た通り司馬穎は鄴へ自ら帰ってます」

コトタ「でしたね」

なた「今回はここら辺にしときましょう。

   次回も司馬冏のお話が続きます」

コトタ「はーい!

    では次回をお楽しみに!!」

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