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コトタさんの教えて!三国志 マイナー武将編 第1回 臧覇

基本データ

名前 臧覇(宣高)

生没 ?〜?

出身 兗州泰山郡

正史 18巻 二李臧文呂許典二龐閻伝伝

親類 臧戒(父)、臧艾(子)

 

なた「というわけで記念すべき1回目は臧覇です」

コトタ「だから前回臧覇の名前を出したんですね」

なた「そんなところです。

   "マイナーか?"って言われると微妙な人物ですが、だからこそ第1回に相応しい」

コトタ「なるほど?」

なた「臧覇は前回話した通り、曹叡の代まで仕えた魏の将軍です」

コトタ「そもそもは呂布軍の武将でしたっけ?」

なた「演義だと呂布軍の八健将の2番手とされています」

コトタ「筆頭は張遼ですか」

なた「ですね」

コトタ「あれ?高順は3番手ですか?」

なた「いえ、何故か八健将に含まれておりません」

コトタ「呂布軍と言えば張遼と高順が二枚看板ってイメージですがね……」

なた「それは間違ってないです。

   しかし今回は臧覇のお話なので、高順についてはまたいずれしましょう。

   ついでに言えば、というか本題ですが、正史において臧覇は呂布軍の武将ではありません」

コトタ「えっ」

なた「臧覇はあくまで呂布と同じ独立勢力のボスだったのです」

コトタ「ほほー」

なた「そんなわけで臧覇のお話をしていきます」

コトタ「お願いします」

なた「臧覇の父、臧戒は刑務所職員でした。

   ある日、太守(名前不明)が法律を悪用して人を殺そうとしましたが、

   臧戒はそれに従わなかった為に太守の怒りを買ってしまい逮捕されてしまいます」

コトタ「ええ……」

なた「臧覇は18歳でしたが、食客数十人を引き連れて護送される父親を救出したのです。

   護送者は100名を超えていましたが、臧覇らに抵抗することもできなかったそうです」

コトタ「おお、凄い」

なた「そのまま臧覇は父親らを連れて東海郡へ出奔。

   この件がきっかけになり、臧覇の勇名が広まったのです」

コトタ「インパクトは強いですね」

なた「黄巾の乱では陶謙の元で戦い騎都尉に任じられています。

   詳細なことは書かれてませんが、官職を与えられたということは、それなりに活躍はしたのでしょう」

コトタ「あれ?でも臧覇は陶謙の元を離れた?」

なた「ですね。

   兵を集めて開陽の地で独立しています。

   そこで一緒にいたのが昌豨です」

コトタ「昌豨……聞いたことがあるような……」

なた「ええ、張遼の回で登場していますね」

コトタ「ああ!何度も反乱して夏侯淵や張遼や于禁ですら苦戦したっていう!」

なた「ですです。

   そんな彼は、この時期は臧覇の元にいたわけです」

コトタ「そんな繋がりが……」

なた「で、呂布が徐州を手に入れたのですが、瑯琊国の莒城で独立していた蕭建は呂布に降伏していました」

コトタ「また新キャラが出てきた」

なた「一瞬で消えるので覚えなくてもいいです。

   そして臧覇は莒城を攻め落としたのです」

コトタ「蕭建は既に呂布軍ですよね?」

なた「ええ。

   その為、呂布は怒って、高順の諌めを聞かずに莒城を奪還しようと攻撃します」

コトタ「臧覇絶体絶命のピンチ……!!」

なた「しかし臧覇は呂布を撃退しています」

コトタ「あっさりと凄いこと言わないでください!!!!」

なた「この後、臧覇は呂布と和解し同盟を組み、

   曹操と呂布の戦いでは呂布側に着いています」

コトタ「だから演義では呂布軍の扱いなんですね」

なた「だと思います。

   呂布が死ぬと臧覇は身を潜めましたが、曹操によって懸賞金が賭けられて見つかってしまいます」

コトタ「またピンチですか……」

なた「いえ、曹操は臧覇を気に入って瑯琊国の相を任しています」

コトタ「相は太守と同格でしたっけ」

なた「ですね。郡だと太守ですが、国だと相です」

コトタ「ふむふむ」

なた「また開陽で独立していた頃の仲間達もみんな太守やらに取り立てられています」

コトタ「仲間と共に出世したって感じですね」

なた「そこからは曹操軍としての臧覇となっていくわけです。

   曹操の代で列侯されたり、仮節を与えられたり、将軍位も貰っています」

コトタ「曹操に認められている=有能ってアレですね」

なた「ですね。

   曹丕の代には都督青州諸軍事となり、名実共に東方面の司令官の1人になっています」

コトタ「東側は張遼と臧覇がしっかり守ってるって感じですね!」

なた「恐らく老齢になったこともあってか、中央に招聘されていますが、

   そこで特進を与えられています。

   簡単に言えば名誉ある功臣に対する称号ですね」

コトタ「ほええ……」

なた「また曹丕は軍事的な問題があると臧覇に諮問したそうです。

   軍事専門の相談役みたいになっていたのでしょう。

   そして曹叡の代で亡くなり、後に魏の功臣の1人として祀られています」

コトタ「間違いなくマイナー武将で収まらない存在ですね……」

なた「無双ではプレイアブル化が期待されている1人でしょうしね。

   今後を楽しみにしましょう!」

コトタ「ですね」

なた「では本日はここまで」

コトタ「次回をお楽しみにー!」

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