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コトタさんの教えて!三国志 無双武将編 第72回 黄蓋

基本データ

名前 黄蓋(公覆)

生没 ?〜215前後

出身 荊州零陵郡

正史 55巻 程黄韓蒋周陳董甘淩徐潘丁伝

親類 黄柄(子)

 

なた「では今回は黄蓋です」

コトタ「熱血おじいちゃんですね!」

なた「ですね。

   黄蓋は武勇だけの人ではなく、結構勉強熱心でしてね」

コトタ「全然そんなイメージないですね」

なた「幼い頃に父親を亡くし、かなり貧乏生活をしたようですが、

   大志を抱き、凡庸な者と同調せず、薪取り仕事の合間に書を嗜み、

   兵法の研究もしていたそうです」

コトタ「話だけ聞くと軍師のそれですね」

なた「役人になった後に推挙され、三公にも招聘される程でした」

コトタ「才能もあった、と」

なた「しかし孫堅が挙兵すると、それに従い、

   南に進みては山賊を破り、北に進みては董卓と戦いました。

   そこでの功績で別部司馬に任せられています」

コトタ「まさに文武両道ですね」

なた「知力と武力だけでなく、統率力と政治力もあったようでしてね。

   山越によって脅かされてる県があれば黄蓋が県長に用いれられました」

コトタ「ふむふむ」

なた「石城という県では役人が好き放題していた為、

   統治が全くできない状態でした」

コトタ「そこに黄蓋が着任して?」

なた「ええ。

   そこで2人の部下に各部署を担当させることにし、命令書を渡しています。

   "私は不徳で、文官ではなく、武勇によって官職につけられただけだ。

    賊はまだ跋扈している為、私はそれを平定しなければならない。

    よって2人にこの県の仕事を任せるのである。

    万が一不正があれば鞭打ちや棒叩きでは済まさんぞ"と」

コトタ「厳格な態度ですね」

なた「当初は皆、黄蓋の厳格さに畏敬し、朝夕と職務にあたっていました。

   ですが、いつしか黄蓋が知らぬところで2人は不正や怠慢をしたのです」

コトタ「あらら……」

なた「黄蓋はそれを知り、役人を集めて宴会をしました。

   そしてその場で詰問したところ、2人は土下座し謝罪しました」

コトタ「情けないですね……」

なた「"私は以前言ったはずだな?不正があれば鞭打ちや棒叩きでは済まさん、と"

   そう言うと黄蓋は2人を死刑にしたそうです」

コトタ「まあ、そうなっちゃいますよね」

なた「これにより県の者皆が震え上がり、黄蓋に従ったそうです」

コトタ「恐怖による統治ってどうなんでしょうね?」

なた「この後もあらゆる県で県長や県令を歴任し、

   賊を武力で平定するだけじゃなく、懐柔もしており、

   民衆も兵士も彼を信頼していたみたいです」

コトタ「恐怖だけ、ではないんですね」

なた「その後太守にもなっています。

   もちろん周辺地域の平定が主目的なんでしょうけどね。

   しっかり統治できる才能も認められていたのでしょう」

コトタ「意外な一面ですね」

なた「というわけで今日はここまでです」

コトタ「はい!

    次回をお楽しみに!」

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