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コトタさんの教えて!三国志 無双武将編 第55回 丁奉

基本データ

名前 丁奉(承淵)

生没 ?〜271

出身 揚州廬江郡

正史 55巻 程黄韓蒋周陳董甘淩徐潘丁伝

親類 丁封(弟)

 

なた「今回は丁奉です。

   没年からわかる通り中期〜後期にかけて活躍した武将なのですが」

コトタ「ふむふむ」

なた「ただ甘寧の元でも戦っていたという記述があるので、

   前期から戦場にいたと思われます」

コトタ「結構長生きだったってことでしょうか」

なた「ですね。

   丁奉は無双武将っぽい活躍が正史の記述でも多くてですね。

   若い頃から従軍すれば戦闘ぶりは全軍筆頭とされ、

   敵将の首を取ったり、度々身体に傷を負ってた、とあります」

コトタ「なかなかの暴れっぷりが想像できますね」

なた「その後も結構昇進して前線で大暴れするような立場でもないのに、

   敵陣に自らを先頭に突撃したりしています」

コトタ「かなりの猛将なんですねぇ」

なた「後期になると仮節を与えられ、大将軍や徐州牧までなっていますので、

   猛将ってだけでなく、統率力もあった将軍らしい将軍ですね」

コトタ「INT高い系近接DPSですか」

なた「久しぶりにFF14絡めてきましたね」

コトタ「FF14の総合ブログですから……」

なた「ありがとうございます。

   えっとINT高い系についてはどうでしょうね。

   "事務処理が苦手だけど、人並み以上の計略は持ってる"

   と同時代の人物が評価しているのですよ」

コトタ「微妙な評価ですね……」

なた「人並み以上ってのをどう認識するか次第でしょうね」

コトタ「ですね……」

なた「無双の丁奉は見た目はさて置き、

   詩歌好きで非常に丁寧な口調から良い人って印象ですよね」

コトタ「ごついですけど結構好きなキャラです。

    ルガディンみたいですよね」

なた「普段絡めてこないFF14を今回は二度も絡めてきましたか」

コトタ「たまには必要ですしね!」

なた「再びありがとうございます。

   そんな良い人とされている丁奉も正史には

   "尊貴な身分と功績から次第に傲慢になり"と記述がありまして」

コトタ「あら……。

    むしろ史実でも謙虚なタイプかと思ってました」

なた「その為、丁奉の死後に傲慢さを告げ口されてしまい、

   遺族は流刑の如く強制移住させられています。

   表向きの理由は過去の軍事的失敗となってますがね」

コトタ「丁奉の死後ってことは孫皓の仕業ですね……。

    それなら傲慢云々は佞臣による讒言だったのでは?」

なた「確かに孫皓は暗君というか暴君として有名ですよね。

   しかし丁奉の傲慢さは真実だったんだろうな、と私は思っています」

コトタ「えー?

    逆じゃないですか!?」

なた「正史の呉書って記述が比較的薄かったりするんですが、

   陳寿は韋昭という呉の歴史家が途中まで書いていた

   呉書(正史とは別)を参考にしていたそうです。

   その韋昭は正論を好み、史書に対する孫皓の命令も聞かず、冷遇されていた、

   と記述がある程、歴史家として正しい姿勢を貫いているのです」

コトタ「ふむ……」

なた「歴史家は殺されようと史実だけは曲げないって生き物ですからね。

   自分の孫呉の数多くの内紛や孫権ら君主の悪い部分ですら書いてた韋昭が、

   丁奉のことを捻じ曲げて書くわけないんですよ」

コトタ「そういうものなんでしょうか……」

なた「まあ呉書に孫邵(呉の初代丞相)が列伝されていないのは、

   韋昭が張温(呉の四姓のひとつで名士・孫邵と敵対していた)

   の派閥に属していたかららしいですが……」

コトタ「史実だけは曲げないじゃなかったんですか!?」

なた「きょ……今日はここらで終わります!」

コトタ「またそのパターンですか!?

    次回をお楽しみに!!!」

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