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コトタさんの教えて!三国志 無双武将編 第53回 徐庶

基本データ

名前 徐庶(元直)

生没 ?〜?

出身 豫州穎川郡

正史 35巻 諸葛亮伝※本人の伝は魏略に有り

親類 著名な者はおらず

 

なた「今回の主役は徐庶さん。

   本名は徐福ですが、例に倣って徐庶で統一します」

コトタ「徐福だと不死の薬のエピソードの人になっちゃいますものね」

なた「演義だと当初は偽名で、単福と名乗っております。

   正史の註では、徐庶は単家(貧乏なおうち)の子っていう記述があるのですが、

   羅貫中はそこから着想を得たのか、単純に勘違いしたのか、

   姓を単、諱を福としたみたいです」

コトタ「ふむふむ」

なた「実際、劉備の元にいた時は徐福と名乗っていたようですね。

   魏略では徐福の名前で立伝されてますので、

   まず間違いなく劉備時代に徐庶とは呼ばれていないでしょう」

コトタ「徐福……だと違和感やっぱり凄いですね」

なた「さて、そんな劉備時代と大層に言っても、

   徐庶さんは特に何もしていません」

コトタ「曹仁に勝ってるのは演義の創作でしたね」

なた「孔明交換用チケットと揶揄されるように、

   史実において劉備に対して行ったのは孔明を紹介したことだけなんですよね。

   演義では程┐遼杜で曹操軍へ降ることになり、

   劉備の元を離れる際に諸葛亮を推薦しています。

   その後、赤壁のシーンにちょっとだけ出て、完全に物語から消え去ります」

コトタ「正史ではどうなんでしょう?」

なた「長坂での逃避行において、曹操軍により徐庶の母が捕まってしまい、

   それがきっかけで"劉備さん、すまねえ!母ちゃん捕まったから曹操さんとこ行くわ!"と消えています」

コトタ「長坂まで徐庶が残っていた……。

    つまり諸葛亮と徐庶が劉備の元で共存してる期間があったってことですね」

なた「そういうことになります。

   まあ正史でもこの後ほぼ記述はないので、何をしていたかわからないのですがね。

   以前孟獲の回でも話した御史中丞(お役人を監査するお仕事)という役職についているので、

   それなりに昇進はしているようです」

コトタ「結構、重責ですよね」

なた「ただ諸葛亮は徐庶の昇進具合に対して

   "徐庶でさえ御史中丞程度の役職とは……。なんと魏には有能な人が多いのか"

   と嘆いているんですね」

コトタ「蜀ならもっと上役になれたのに、ってことでしょうか」

なた「ですね。

   ある意味季漢(蜀)の人材不足を間接的に嘆いてたのかもしれません。

   ただ御史中丞ってそんな低い役職でもないので、

   徐庶にはそれ以上の才能があるはずだ!と旧友を賛美していたのもあるでしょう」

コトタ「羅貫中は交換チケットで終わらせない為に、

    曹仁戦という派手な役回りを作ったんですね」

なた「恐らく。

   そのお陰で劉備軍初代軍師という立場で有名となり、

   つまり諸葛亮や龐統には劣るものの、

   かなりの知恵者みたいなキャラ付けがなされたという経緯ですね。

   演義特有の劉備軍の人間が無能なはずない!っていう流れもありますので」

コトタ「なるほど」

なた「ただ徐庶が史実でも有能だったかは微妙なとこがあって」

コトタ「またそのパターンですか」

なた「正史の記述を根拠にしているわけではないので、

   あくまで主観でしかないのですが、

   諸葛亮って人を見る目がないんですよね」

コトタ「えっ!?」

なた「もちろん蒋琬や費禕を見出してますし、

   全部が全部ってわけではないのです。

   しかし馬謖、楊儀、姜維……」

コトタ「あっ……」

なた「なのでそんな諸葛亮に期待された人物って考えると、

   たいしたことなかったんじゃ……って思いましてね。

   まあ先程も言ったようにそれなりに昇進はしてるので、

   決して無能な存在ではないのでしょうけどね。

   本当に諸葛亮が言う程の人物ならば記述はもっとあったでしょうし、

   魏で将軍ぐらいにはなっていたはずです」

コトタ「徐庶ファンを敵に回しますよ!!!!」

なた「おっと……。

   無双6Empでプレイアブル化してから、

   使いまくってるキャラですので徐庶は好きですよ!!!」

コトタ「あからさまな予防線……」

なた「ちなみに撃剣使いという記述が史書にもある為、

   無双では徐庶のデフォルト武器は撃剣となっています」

コトタ「アクションとしては面白いですよね、あの武器」

なた「ですねー!

   では徐庶については以上です」

コトタ「次回をお楽しみにー!」

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