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コトタさんの教えて!三国志 無双武将編 第38回 黄忠

基本データ

名前 黄忠(漢升)

生没 ?〜220

出身 荊州南陽郡

正史 36巻 関張馬黄趙伝

親類 黄叙(子)

 

なた「では今回もやっていきましょうか!」

コトタ「はい!

    黄忠さんですね。元気なお爺ちゃんキャラの筆頭」

なた「お爺ちゃんキャラですねぇ。

   ただ生年がわからない為、この部分は何とも言えなくて」

コトタ「どういうことです?」

なた「劉備が漢中王となった折に、

   関羽、張飛、馬超、黄忠の4人(趙雲はハブられてる)が四方将軍に任命されたのですが、

   関羽がそこで"黄忠みたいな老兵と一緒なんて嫌だ!"と駄々をこねているのです」

コトタ「あら……?じゃあやっぱりお爺ちゃんなのでは」

なた「この老兵というのが、年齢を指して言っているのかがわからないのですよね。

   単純に気に食わない年上を侮蔑しただけの可能性もありまして……。

   いずれにせよ黄忠の年齢に関する記述は一切ないのです」

コトタ「ふむふむ」

なた「関羽よりは年上だったとすると、その頃は50代から60代前半だったのでしょうけど、

   そうなると劉備と同じくらいの世代でしょうし、

   劉備らより随分年上なお爺ちゃんキャラってわけではないかと思います」

コトタ「ほー」

なた「さてそんな黄忠ですが、演義や無双では五虎将軍の一角とされていますが、

   非常に記述が少ない人物です」

コトタ「少ない……。

    関羽も原稿用紙数枚分とか仰ってましたね」

なた「正史本文だけならそうですね。

   黄忠は裴松之による注釈が一切ないので、

   その正史本文しか記述がないのです」

コトタ「えー!?」

なた「と言っても、やっぱり黄忠は凄い武将でして、

   勇猛果敢だとか、常に先陣を張って陣地を陥落させたと、

   猛将ぶりがしっかり描かれています」

コトタ「良かった……」

なた「何より夏侯淵を打ち破ってるのが大きいですからね。

   蒼天航路でも似たような話を劉備がしていましたが、

   自分の旗揚げ当時から付き従う兄弟同然の存在で、一方面を任せられる将軍って、

   劉備にとっては関羽で、曹操にとっては夏侯淵だったわけです」

コトタ「そうやって聞くと、無双ではコミカルな夏侯淵も凄い名将だと思えました」

なた「黄忠が夏侯淵を倒したってのはそれぐらい大きな出来事でしてね。

   その後気付いたら亡くなってまして」

コトタ「やはり戦死ですか?」

なた「いえ、後将軍に任命されて"翌年に逝去"とだけしか書いてません」

コトタ「えー……」

なた「戦死ならば戦死と書かれるはずですし、

   大きな病気であれば病死とあるでしょうから、

   老衰だったのかも知れませんね」

コトタ「戦乱の時代で老衰なら、ある意味幸せですね」

なた「ですね。

   関羽の老兵呼ばわりの件の翌年に戦死でも病死でもない謎の死(老衰の可能性が高い?)ではあるので、

   羅貫中はそこから膨らませてお爺ちゃん設定を作ったのかも知れません」

コトタ「なるほど」

なた「では黄忠についてはここら辺で」

コトタ「次回でまた会いましょうー!」

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