コトタさんの教えて!三国志 無双武将編 第31回 月英

基本データ

名前 黄月英※一般的には黄夫人、月英は創作名

生没 ?〜?

出身 荊州襄陽郡

正史 35巻 諸葛亮伝

親類 黄承彦(父)、諸葛亮(夫)

 

なた「えーと月英さんです」

コトタ「龍狼伝だとユエインさんですね」

なた「ですです。

   この人も前々回同様に記述が少ないので短縮版になりそうですが、

   えーと正史の記述(本文ではなく注)を書いていきますね」

コトタ「お願いします」

なた「お父さんの黄承彦は地元では大変な名士でした。

   とある日、諸葛亮に声をかけます。

   "孔明くん、君確か嫁探してたよね?"と」

コトタ「いきなり本題ですね」

なた「"うちにはブサイクな娘がいてね。白髪頭で色黒なのだけど"と伝えます」

コトタ「娘に対してひどい言い草ですね……」

なた「さらに黄承彦は続けます。

   "でも才能だけはあるから、孔明くんとも釣り合うと思うんだよね"と」

コトタ「無双でも類い稀な発明家として活躍してますものね」

なた「ええ。

   それで諸葛亮は黄夫人、つまり月英さんを娶りました」

コトタ「見た目より才能を選んだんでしょうか」

なた「実は美人説みたいなのがあったりするので何とも言えませんがね。

   当時の地元の民衆はこのエピソードを大いに笑い、

   "孔明の嫁取り真似しちゃダメ!阿承(黄承彦)の醜女がやってくる!"という諺を作る程でした」

コトタ「ひどい……」

なた「今の時代だとかなり問題になるでしょうね。

   ちなみに阿承というぐらいなので、承彦は名前ではなく字だと思われます」

コトタ「そう言えば演義だと黄承彦は夷陵で陸遜助けてますよね?」

なた「正史にはない創作エピソードではありますが、よくわからないですよね。

   娘婿の策略を妨害したってことですし。

   黄承彦は蔡瑁とも姻族だったってことから、劉備の荊州侵攻を食い止めたかったのかもしれません。

   実際蔡瑁を始め、荊州の名士はほとんど曹操に降ってますし」

コトタ「荊州の民衆は劉備についていったんですがね……」

なた「民衆や若い層は劉備に、権力者や老年の名士らは曹操にってとこでしょうか。

   月英さんの回で話すことではないでしょうけど、

   この辺り、皆がそれぞれ天下をどう見ていたかってのが読めるなって思ったりもしてます」

コトタ「なるほど」

なた「では今回はここらでお終いにしましょうか」

コトタ「ですね。

    では次回をお楽しみにー!」

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