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コトタさんの教えて!三国志 無双武将編 第1回 趙雲

 

基本データ

名前 趙雲(子龍)

生没 ?〜229年

出身 冀州常山郡

正史 36巻 関張馬黄趙伝

親類 趙統(長男)、趙広(次男)

 

なた「さて第1回目ですね」

コトタ「まずは趙雲からでしょうか」

なた「戦国無双シリーズでは真田信繁(幸村)が主人公ポジションですが、

   趙雲はまさにそのポジションですからね」

コトタ「ですね。

    本題ですが、趙雲は史実ではどうだったのですか?」

なた「前回に話した懸念が一番大きい武将……なのですよね」

コトタ「あー」

なた「趙雲と言えば一騎打ちで大活躍!

   曹操軍の武将をばったばったとなぎ倒す猛将であり名将というイメージがかなり強いです」

コトタ「演義や無双ではまさにそうですね」

なた「実際は武将というより、劉備の親衛隊長ポジションと言うべき存在でして」

コトタ「曹操における許褚でしょうか?」

なた「ですね。

   趙雲は正史本文の記述だけだと、活躍は非常に少ないのです」

コトタ「では何故演義であんなにも強いイメージで描かれたのでしょう?」

なた「裴松之は趙雲を註釈する際、ほとんどが趙雲の子孫が書いた趙雲別傳を元にしております」

コトタ「趙雲別傳……」

なた「例えば定軍山において黄忠を救出し、そして以前三十六計でも触れた空城計を趙雲はやっていますが、

   これらは趙雲別傳の記述であり、正史本文には一切ないお話です。

   そんな子孫によって描かれた趙雲像が、演義での趙雲のイメージに繋がったのでしょう」

コトタ「長坂における一騎駆けはどうなんでしょう?」

なた「派手な一騎駆けがあったかはわかりませんが、

   曹操の大軍勢の追撃から劉禅と甘夫人どちらも保護、救出していますね。

   正史本文に記述があります」

コトタ「つまり強いは強いんですね?」

なた「まあ、弱くはないでしょう。

   弱いわけではないのですが、一般的なイメージ程活躍はしていなかったってとこでしょうかね」

コトタ「評価が難しいタイプですね……」

なた「正史における趙雲が"何もしていない"みたいな扱いになることも増えてるのですが、

   そんなことはないとだけは言いたい」

コトタ「その心は?」

なた「趙雲は死後に順平侯と諡されているのですが、

   その諡号することを提案したのが劉禅なのです」

コトタ「皇帝自らが諡号することを願った、と」

なた「演義における五虎将軍の他4人や魏延と比べても活躍は確かに少なく、

   功績も目立つものはなく、現実待遇もそこまで良くはなかった。

   しかし劉備軍や季漢(蜀)にとっては間違いなく重要な人物だったのでしょう」

コトタ「そもそも趙雲は劉禅の命の恩人ですものね」

なた「ですね。

   というわけで今回はここら辺で」

コトタ「はい!

    では次回の教えて!三国志をお楽しみに!」

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