July 2020  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

コトタさんの教えて!封神演義 第6回

さて今回は夏王朝の滅亡までを見ていきましょー!

 

※コトタさんは声を出しませんので筆談形式と思ってください。

 

なた「今回は夏王朝の滅亡までです」

コトタ「前回は多くの諸侯が商に帰順したってとこまで話しましたね」

なた「はい。その続きからですね。

   では見ていきましょう。」

 

夏王朝の滅亡

なた「当然ながら力を強くする湯は桀に目を付けられました。

   そこで桀は湯を呼び出し1年以上監禁したのです」

コトタ「夏を脅かす勢力になってますものね」

なた「湯が監禁されていると知り、さらに諸侯は夏から離れ、

   商に帰順していきます。

   このままではまずいと桀は湯を釈放しました。

   すると500を超える国から湯へ貢物が届いたと言われてます」

コトタ「天下はほぼ商のものになってますね」

なた「いえ、まだ全てではないです。

   やはり夏を輔ける諸侯はまだ残っています。

   湯は"天命を受け、民を救う為に桀を倒す"と宣言し、

   まずは周りの諸侯を倒していくことにしました」

コトタ「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、ですね」

なた「湯がどんどん民を救っていくのに反して、

   桀はさらに民を苦しめていきます。

   "夏を滅ぼすのは桀"という占いの結果を知り、

   桀は天下の豪傑達を集めて処刑したなんて話もあります」

コトタ「自分が桀なのに?」

なた「桀が名前だという説もあるのですが、

   桀は恐らく諡号なので、自分が桀だとは思ってないんです。

   なので自分が夏王朝を滅ぼす存在だってこともわからなかったんですね」

コトタ「あ、名前は履癸でしたね」

なた「ですです。

   桀はますます怒り諸侯へ湯を討伐するように命じました。

   しかし諸侯は湯を攻めません。

   伊尹は"今こそ桀を倒す時です"と湯に進言したのです」

コトタ「おお!」

なた「決戦を前に、湯は諸侯に対して決意表明(湯誓)をし軍中に布告しました。

   また、湯は自らを武王と号し、商軍は諸侯と共に夏軍を攻めたのです」

コトタ「武王って響きかっこいいですね」

なた「商軍は夏軍に勝利し、桀は逃げ、数少ない味方諸侯にかくまってもらいます。

   湯はそれを追いかけ、その諸侯を滅ぼします。

   桀はまた逃げるも追いつかれ、戦いに負け遂には捕らえられます」

コトタ「やった!」

なた「桀は湯によって追い出されて、後に南巣という地で死にます。

   "監禁した時に湯を殺しておけばこんなことにはならなかったのに!"と言ったそうです。

   こうして夏王朝は滅亡したのです」

コトタ「桀は処刑されたりしてないんですねぇ……」

なた「暴虐な君主ですし、そういう結果になると思いますよね。

   さて伊尹が天下に勝利を宣言し、諸侯は全て商の臣下となったのです。

   そして湯は帝位に上り、商王朝ができたのでした」

コトタ「禅譲(五帝)でも世襲(夏王朝)でもなく、放伐によって帝位が移ったのですね」

なた「ええ。仰る通りです」

コトタ「そういえば五帝も夏王朝も黄帝の子孫ばかりでしたが、

    湯はどうなんですか?」

なた「えっと五帝・嚳の子である契の子孫ですので……」

コトタ「結局、黄帝の子孫なんですね」

なた「はい……。

   えっと商は何度も遷都しましたが、19代目の王が殷に遷都したのが最後です。

   その為、商は殷王朝とも呼ばれるようになったのです」

コトタ「この企画ではどっちにするのです?」

なた「商で統一したいところですが、封神演義読者にもわかりやすく、

   次回からは殷と呼称したいと思います」

コトタ「わかりました。

    あ、遂に次回からは封神演義の時代ですね!?」

なた「ええ、7回目にしてやっと本編に入ることになりますね。

   次回は商王朝最後の王であり、桀を超えるとも言われる暴君・紂王のお話です」

コトタ「それでは次回の教えて!封神演義をお楽しみにー!!」

pagetop